督促状を送るほうだって大変なんです

千葉に住む、今は平凡な子育てに追われる30代専業主婦の和子です。結婚前は結構名の知れた大手企業に勤務していました。

そこで営業事務のアシスタント業務を行っていたのですが、月末になると、営業マンが売上をあげた受注に対しての入金確認をしなければいけませんでした。

だいたい翌月末に入金したり、ちょっとスパンがある場合も、小切手での支払いのため、三か月後の支払いなどが普通なのですが、中には買った者勝ちとでも感じているのか、期日が過ぎても全く支払う意志を見せないお客様もいました。

大きなまとまった商品の支払いなら割とまっとうに支払されるのですが、後から追加注文してきた商品をはじめ、メンテナンスやリペアなどの工事費などは踏んだくろうとする場合が割りと多かったのです。

追加注文分は、「サービスではないのか」とか、リペア修理などに対しては、「初期不良や無償修理だろ」と吹っかけてきたりします。きちんとした企業であっても、担当がその様な人間性だからなのか、お金を振り込んでくれないと言うケースが結構ありました。

売り上げた側も、会社の売掛金として、売り上げたお客様の売上金額については、支払いがされない限り、滞留金としてずっと残ってしまいます。

積もり積もればですが、この様な滞留金も、金額や件数によっては、これも大きな会社の負債にも繋がっていきます。そのため、当然未払いの企業や個人のお客様に督促状で請求をうながすわけです。

とはいえ、あくまでも売掛金が残っている限り、不義理な相手であっても、あくまでお客様の一員ですから、そんな中でも誠意を持って、下手、下手に相手をしていかなければなりません。

万が一怒らせて地雷を踏んで仕舞ったら、せっかく回りくどく説明をした丁寧な手紙を督促状と一緒に同封したとしても、火に油を注いでしまい、ますます意固地になって支払いをしてくれなくなるケースもあるからです。

自社の商品を売り、期日までにしっかり回収する事が、営業マンの営業成績にも繋がりので、それをサポートし督促状を出すのも実はとても気を遣う業務の一環でなのです。